「らんまん」大窪さん、半沢直樹に?優しすぎる藤丸&倒れた?寿恵子にネット心配「たんぽぽ2本が不穏」

[ 2023年7月17日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第76話。倒れた?寿恵子(浜辺美波)は…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は17日、第76話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第76話は、田邊教授(要潤)が準備をしていたトガクシソウを、イギリス留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が突如、雑誌に発表。田邊の名を冠した学名は幻となる。新種の発表は一刻を争い、一手負ければ、それで終わり。それが学者の世界なのだと徳永助教授(田中哲司)は言うが、そこまでして新種発表や命名を競うことには耐えられないと、藤丸(前原瑞樹)は教室を出ていってしまう。万太郎(神木隆之介)は藤丸の言葉が心に深く刺さり…という展開。

 藤丸は「こんなに執念深い人が世界にひしめいていて、運が悪かったで済まされて。研究って、それに立ち向かうことですか」「誰が発表したって、花は花じゃないですか」「ここ(植物学教室)だって世界の最前線じゃないですか」「別に、そんな争いしたくないっていうか」「どんなに研究したって、明日すべてが無駄になるかもしれない。そんなの、心がもつんですか」。徳永は「やるんだよ、それでも。ここはそういう場所だ。一人一人が自分と闘う戰場なんだ。他人がどれだけ成果を出そうが、心を揺らさず、自分の研究をするしかあるまい」と諭した。

 帰宅した田邊は、自分を心配する妻・聡子(中田青渚)に「聡子は、シダに似ているのかもしれない」「得難いと言っているんだよ。私は、おまえの静けさを愛しているんだ」。背中は憂いを帯びていた。

 そして、万太郎が家に帰ると、身ごもった寿恵子は横になっていた。

 大窪(今野浩喜)の「やられたらやり返すしかねぇだろ」というTBS「半沢直樹」彷彿の台詞もあり、SNS上には「やられたらやり返す!今野、倍返し?」「やられたらやり返す半沢方式を唱える大窪さん」「倍返し論法には耐えられそうにない優しい藤丸くん…」「繊細な藤丸くんが壊れちゃう」「奥さんの優しさに癒されておくれ、田邊教授」「朝ドラのスタイルを崩さずに、アカデミアの闇を表現するの、凄いな。藤丸と田邊教授、それぞれの傷ついた様子を佇まいで見せる」「寿恵ちゃん、大丈夫か!」「ただのうたた寝ならいいが」「たんぽぽ2本が不穏」などの声が上がった。

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