秋野暢子　食道がん“寛解”公表で寄せられた疑問の声に「寛解は完治ではありません」

秋野暢子
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　女優の秋野暢子（66）が29日、自身のインスタグラムを更新。「寛解」と話したことへの疑問の声に答えた。

　27日放送の日本テレビ「ミヤネ屋」で自身の食道がん闘病についてインタビューに応じた秋野。その放送を見た視聴者から「エェー寛解って言って良いのかなぁ?」という質問が届いたといい、「寛解の意味をご紹介しますね」とつづった。

　そのうえで、秋野は「一時的あるいは永続的に、がん（腫瘍）が縮小または消失している状態のことです。寛解に至っても、がん細胞が再びふえ始めたり、残っていたがん細胞が別の部位に転移したりする可能性があるため、寛解の状態が続くようにさらに治療を継続することもあります。つまり、寛解は完治ではありません」と説明。「これからも定期的に検査を続けて、寛解状態を保つことで最終的に完治に繋がると言う事ですね」とした。

　さらに「稀に、食道がんはこのままがん細胞が消えてしまう事もあるようですが。油断禁物です」と秋野。「次の鬼が登場しないように　また、したとしても早期発覚　早期治療となるように検査です。そして、治療がスムーズに進むように体力をしっかりつけておくことが大切ですね。寛解とはそういう事なんです」と記した。

　秋野は、昨年6月に受けた検査でがんが発見され、翌月のブログで「頸部食道がん【喉と食道に大小あわせて5個】ステージ3」と発表した。化学放射線療法による治療を続け、今月24日には自身のインスタグラムで、「鬼退治終了しました」と治療の終了を報告していた。