かつてはレギュラー12本の超売れっ子だった芸人 当時の月収を告白 その後は借金生活も現在の仕事は

[ 2023年3月3日 13:30 ]

あご勇
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 1980年代の人気芸人、あご勇(65)が2日放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・00)にゲスト出演。現在までの生活ぶりを赤裸々に語った。

 あごはお笑いユニット「ザ・ハンダース」メンバー、桜金造と組んだお笑いコンビ「アゴ&キンゾー」で一時はレギュラー12本を抱える超売れっ子だった。当時の収入を聞かれると、「相当行きましたね。でも2人で分けてましたからね。正直言って。でもそれでも月700(万円)とか800とか」と打ち明けた。

 「長財布に10万の(束)、それを100万ぐらい持ってですよ、後輩たちにおごったり、いろいろしたり、あっち行ったりこっち行ったり」していたという。だが、そんなド派手生活も長くは続かず、わずか3年でコンビは解散。桜には解散するなら芸人を辞めると伝えたとし、「そしたら金造も、“本当に辞めるんだな、分かった”って。相当頭にきたんでしょうね。“だったら一筆書け”って。“絶対戻って来るなよ”って」と芸能界を引退した。

 その後は地元の千葉県で飲食店やバーなどを展開するも、どれも軌道に乗らず。借金生活がスタートした。「本当にどんどん仕事がないので。そうすると、借金。千葉に土地があったんですよ。千葉の土地売っちゃいましたよ」と仕事がなくなっても生活水準が下げられず、借金を重ねたという。

 そうして返済の金を工面するために衝撃の行動に。「しまいには結婚指輪も売っちゃいました」とあご。だがそんな借金生活の中で、人生の転機が。「バス会社の社長と知り合うんですよ。でなんか、“うちのバスでなんか、あごさんツアーやろうよ”って」と声がかかり、バスの添乗員のアルバイトをするようになったと明かした。現在は俳優の仕事もしながら、バスツアーでお客さんを楽しませているという。

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2023年3月3日のニュース