「鎌倉殿の13人」最終回は12・18に決定 大河5年ぶり全48話!10・9本編休止 感謝のトーク特番

[ 2022年9月22日 10:01 ]

小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のメーンビジュアル(C)NHK
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 NHKは22日、俳優の小栗旬(39)が主演を務める現在オンエア中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の最終回(15分拡大版、紀行を含む)放送が12月18日、全話数は48回に決まったと発表した。10月9日は本編を休止し、代わりにトーク特番「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」(後8・00)を放送。第39話は翌週10月16日にオンエアされる。

 12月18日はサッカーW杯カタール大会の決勝(現地時間午後6時、日本時間19日午前0時)と同日。

 大河ドラマが全48話以上になるのは、2017年「おんな城主 直虎」(全50話)以来5年ぶり。例年、全50話だったが、18年「西郷どん」(全47話)から働き方改革のため、放送回数を減らした。19年「いだてん~東京オリムピック噺~」も全47話。20年「麒麟がくる」(全44話)は新型コロナウイルス、21年「青天を衝け」(全41話)は東京五輪・パラリンピックの影響のため、さらに短縮となった。

 トークスペシャル番組は、最終盤のクライマックスを前に視聴者の応援に感謝を込めて編成。ゲストは小栗、小池栄子、坂口健太郎、坂東彌十郎、佐藤二朗、MCはテレビプロデューサーの佐久間宣行氏、同局の杉浦友紀アナウンサー。これまでの放送を撮影秘話満載の爆笑トークとともに振り返り、クライマックスの見どころを紹介する。

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 上総広常(佐藤浩市)の「手習いと祈願書」、平宗盛(小泉孝太郎)の「腰越状」代筆、日本三大仇討ちの一つ「曽我兄弟の仇討ち」(曽我事件)は「敵討ちを装った謀反ではなく、謀反を装った敵討ち」など、三谷氏が史実と創作を鮮やかに融合。“神回”“三谷マジック”“神がかる新解釈”の連続に、歴史ファンからも唸る声が相次ぎ、巧みな演出やキャストの熱演も相まって「大河最高傑作」の呼び声も高い。

 毎回、SNS上も沸きに沸き、目下、「#鎌倉殿の13人」がオンエア中から21話連続のツイッター世界トレンド1位に輝いている。

 【鎌倉殿の13人 今後の予定】
  9月25日(日)=第37話「オンベレブンビンバ」
 10月 2日(日)=第38話
 10月 9日(日)=トーク特番「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」
 10月16日(日)=第39話
 12月18日(日)=最終回(第48話)

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