オダギリジョー、香川照之の代役正式発表 TBS「受けていただき感謝しかありません」日曜劇場アトムの童

[ 2022年9月16日 17:05 ]

オダギリジョー
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 東京・銀座の高級クラブのホステス女性への性加害疑惑が週刊誌で報じられた俳優香川照之(56)が降板した10月期のTBSドラマ「アトムの童(こ)」(日曜後9・00)の代役が、オダギリジョー(46)に決まったことが16日、分かった。同日TBSが正式発表した。

 TBSはこの日、10月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時放送)「アトムの童(こ)」の出演者を発表。山崎賢人(28)が主演を務める。本作は、「この恋あたためますか」、「相棒」(EX)、「相棒season18元日スペシャル」(EX)を手がけた脚本家・神森万里江による完全オリジナルストーリー。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く。

 山崎演じる若き天才ゲーム開発者・安積那由他(あづみ・なゆた)と敵対する大手IT企業の社長役で、オダギリジョーの出演が決定。オダギリが日曜劇場に出演するのは、2014年放送の『S-最後の警官-』以来、約8年ぶり。インターネット検索サービス「SAGAS(サガス)」の社長・興津晃彦(おきつ・あきひこ)役を演じる。既存のゲーム会社から「ゲーム業界の黒船」と恐れられている「SAGAS(サガス)」。一方の那由他は、かつて「ジョン・ドゥ」の名前で活動し、素性を明かさないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称されていた。山崎演じる那由他とオダギリ演じる晃彦の対決に大きな注目が集まる。

 本紙の取材では、香川は未発表だったものの、すでに収録されたシーンもあったが、オダギリで撮り直すとみられる。関係者は「香川さんはオダギリさんが代役を務めることに感謝しているようです」とした。

 <プロデュース・中井芳彦氏コメント>
 オダギリジョーさんにオファーさせていただいた際、この番組の演出と私が13年前のアシスタント時代にドラマで一緒だったことを覚えていてくださいました。今作ではチーフとして背負っていることをうれしく思います、とお話しいただき感激しました。この役を受けていただき感謝しかありません。山崎賢人さんはじめキャストのみなさま、そしてスタッフと、新たにオダギリジョーさんとともに一生懸命、真摯に「アトムの童」を作りたいと思います。

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