山口真由氏 甲子園で喫煙の県議に「ある種、治外法権というか“俺は大丈夫だろ”みたいな意識が」

[ 2022年9月12日 09:32 ]

山口真由氏

 元財務省官僚、弁護士で信州大の山口真由特任教授が5日、12日、月曜コメンテーターを務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前10・00)に出演。県議会議長で自民党県連副会長の井手順雄(のぶお)県議(63)が、8月の全国高校野球選手権大会に出場した母校・九州学院高の試合を観戦中、甲子園球場の観客席で加熱式たばこを吸っていたことについて言及した。

 タレントの石原良純が「ルールを守るは当たり前の事。(ダメだと)言われるからやらないんじゃないんですよね、ルールを守ろうってことです」となど語る中、山口氏は「地方なんかでは、まだドンみたいな存在もいらっしゃいますし」と地方議会の実情に触れつつ、同県議の言動について「もしかしたら、ある種治外法権というか、高校の有力OBであったりすると“俺は大丈夫だろう”みたいな意識があるのかもしれません」と推測。そういう事情も踏まえたうえで「県議会とかそういうものに対して有権者の目というものは、もっと行き届かせていかないといけないんじゃないかという気がします」と語った。

 甲子園は場内の喫煙所を除き、加熱式たばこを含めて全面禁煙。井手氏は三塁側のアルプス席で観戦中、加熱式たばこを吸っていた。注意を受けたが、その後は「禁煙グッズにした」と説明している。

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2022年9月12日のニュース