吉田照美 国葬費用の閣議決定に疑問「国会なんていらないじゃん?国会に私をとお願いしているくせに」

[ 2022年8月27日 16:42 ]

吉田照美
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 フリーアナウンサー吉田照美(71)が27日、文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜後3・00)に出演し、安倍晋三元首相(享年67)の国葬決定のプロセスに疑問を呈した。

 政府は26日、9月27日に実施する安倍元首相の国葬の費用として、22年度予算の一般予備費から2億4940万円を支出することを閣議で決定した。しかし一部では、警備費はさらに35億円多くかかる可能性も報じられている。吉田は「実際、安く見せようとしている発表のしかただよね。警備費が35億くらいかかるでしょう?ほんとだよ?プラスすると37億いくらで」と懸念した。

 世界各国から約6000人の要人が参列すると見込まれているが、閣議決定の約2・5億円には警備費用は含まれていないとみられる。吉田は「偉い方を各国から呼んだりしたら、滞在費の問題とか、いろんなことも出てくると、膨大なお金になるんじゃないの?」と疑問を口にした。

 また吉田は、全額が国費で支払われるにも関わらず、国会での審議もなく、閣議で決定されたことにも疑問を投げかけた。「ずっと安倍政権から、何でも閣議決定で決めちゃうってことをやってたら、国会なんていらないじゃん?みんな(選挙で)“国会に私を”と言いながら、国民にお願いしているくせに、国会は開かない」と不満を漏らした。

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2022年8月27日のニュース