オール巨人「そろそろ審査員、全部辞めます」 M-1に続きytv漫才新人賞も来年3月で勇退宣言

[ 2022年7月20日 10:47 ]

「わろてください!オール阪神・巨人です!」全国ツアーPRするオール阪神(右)、オール巨人
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 吉本興業110周年感謝祭「わろてください!オール阪神・巨人です!」全国ツアーの発表会見が20日、大阪市内であり、オール巨人(70)は「西川きよし師匠、サブロー君、のりおさん、よしおさんらより、巨人阪神が一番盛り上がったと言われるように頑張ります」と語った。

 コンビ結成47年の大御所コンビ。若手、中堅の人気漫才コンビを引き連れ、8月27日の愛知・名古屋を皮切りに宮崎、東京、香川、新潟、長崎を回って、来年2月には初めて鹿児島の離島、奄美大島で公演。最後をなんばグランド花月(来年3月12日)で締める予定だ。オール阪神(65)は「若手が助けてくれるが、まだまだ元気ですと言われる姿を見せたい」と今から気合い十分だ。

 出演する若手で、巨人が推すのは「ランジャタイ」の2人。「吉本興業ではないけど、来てもらいます」と巨人。昨年の「M―1グランプリ」決勝では狂気じみた挙動を繰り返すネタで賛否が分かれたが、出番後の控え室で阪神、巨人の等身大パネルを持参して披露。反響を呼んだ。さらに、注目されているM―1審査員については「そろそろ審査員、全部辞めます。M―1はもちろん行かへんけど」とこれまで通り、改めて勇退を明言。さらに「ytvもこれで辞めさせてもらいます」とytv漫才新人賞決定戦の審査委員長も、来年3月で勇退することを明かした。

 今回、2人が離島である奄美大島での公演開催を希望したのは、TBS系で放送された「オール阪神・巨人 なぜか離島で漫才旅」から。過去の放送では鹿児島・口永良部島、長崎・嵯峨島などを訪れた。「コンビニも信号もない人口100人足らずの島で、1日、2日(島民と)触れ合って最後は漫才。面白くて、楽しくて」と巨人。漁に出たり、子どもたちとサッカーしたことが印象深かったようだ。阪神も「生の漫才を皆さんに見ていただきたい」と楽しみにしている。

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2022年7月20日のニュース