アーティスト集団「INIMI」がアイドルプロジェクトとコラボ、楽曲NFTを制作

[ 2022年5月14日 04:55 ]

DEA社のデジタルアイドルプロジェクト「Project B-idol」
Photo By 提供写真

 東京を拠点に活動するアーティスト集団で、音楽クリエーターのコラボレーションを目的として2020年に設立された「INIMI」が、ゲーム(game)とファイナンス(finance)を合わせた「GameFi(ゲームファイ)」を事業を展開するDEA社によるNFT(※)デジタルアイドルプロジェクト「Project B-idol」でアーティストコラボを行うことになった。「INIMI」が楽曲NFTの制作をプロデュースし、今夏に数量限定での販売を予定している。

 「Project B-idol」はNFTとして展開されるデジタルアイドルのプロジェクトで、「スーパーアイドル」という存在を目指しブロックチェーンの世界で活躍するというもの。ここでの楽曲NFTを所持することでプロジェクトの活動方針などを決める投票を通じて、彼女たちのプロデュースに参加できる。

 ▼INIMI 今回はB-idolプロジェクトに参加させていただきまして誠に光栄です。以前からNFT分野にとても興味を持っていたため、今回このようなお声がけをいただきとてもうれしく思っております。さまざまな国で起きている悲しい出来事などに光をともせるようにと願いを込めて作った曲です。一人でも多くの方々にこの思いが届きますように。

 また、DEA社は柴田亜美氏の人気漫画「南国少年パプワくん」「ジバクくん」と同社が運営するNFTカードバトルゲーム「JobTribes」がコラボしたNFTの販売を11日から行っている。このコラボでは、NFT販売のほか「JobTribes」での宝くじイベントも開催予定。

 ※NFT 「NON―FUNGIBLE(代替不可能な)TOKEN(証拠)」の略語。暗号資産(仮想通貨)の基盤技術であるブロックチェーンを使って管理され、複製や改ざんが不可能なため作者らの真正性を証明できることから、デジタルアート作品の取引でも活用。ここ数年で希少価値を求める収集家や、投機目的での多額の資金が流れ込み市場が拡大。昨年の「新語・流行語大賞」の候補に選ばれるなど注目されている。

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2022年5月14日のニュース