藤井聡太竜王、近藤誠也七段との挑戦者決定L対局スタート 勝てば王将戦7番勝負に初進出

[ 2021年11月19日 10:13 ]

<第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ戦>初手を指す藤井4冠(右は近藤七段)(撮影・西海健太郎)
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋王含め4冠=VS近藤誠也七段(25)戦が午前10時に始まった。

 リーグ成績は藤井4勝0敗、近藤3勝1敗。藤井が勝てば5勝0敗となり、24日の最終一斉対局を待たず渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=に挑戦する7番勝負(来年1月開幕予定)に初進出する。近藤が勝てば藤井と4勝1敗で並び、挑戦者決定は24日以降となる。この場合は2敗の永瀬拓矢王座(29)、羽生善治九段(51)にも挑戦のチャンスがある。

 先手の藤井は初手で33秒使い、2六歩を着手。後手の近藤が8四歩と応えた。戦型は相掛かりとなった。

 2人の対戦成績は藤井の4勝1敗。

 持ち時間は各4時間。正午から40分間の昼食休憩を挟み、対局終了は夕刻以降の見込み。

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