片桐仁「死んでもないのに回顧展みたい」 学生時代の実家秘蔵絵画など約380点を一挙展示!

[ 2021年11月19日 18:15 ]

東京ドームシティ(文京区)の「ギャラリー アーモ」できょう20日に開幕する「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展」の取材会を行った片桐仁
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 アーティストとしても活動するタレント片桐仁(47)が19日、東京ドームシティ(文京区)の「ギャラリー アーモ」できょう20日に開幕する「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展」の取材会を開いた。

 雑誌連載をきっかけに1999年から始めた“不条理粘土アート”を中心に、初公開となる学生時代の絵画など約380点を展示。片桐は「僕に関するアートをすべて持って来た。実家の壁に貼ってある絵を画鋲を抜いて。死んでもないのに回顧展みたいになってる」と笑った。

 今回はクラウドファンディングで支援を募り、展示会のランドマークとなる作品をつくる試みを実施。集まった667万円を使って片桐が作ったのは、横4メートル、高さ5メートルに及ぶ「公園魔」。公園の遊具が魔物におおわれたようなアート作品となっている。

 地元の埼玉県宮代町にある「タコ公園」がモチーフで、「子供のころからタコ公園いいなと思っていて、その地獄版をつくった」と説明。発泡スチロールの土台に粘土をはりつけてつくった。「思った以上に時間がかかった」と苦労したが、出来映えに満足していた。

 本来は昨年開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。片桐は「粘土は指で触って変な形になる楽しさがある。作品を見ても、ワークショップを体験しても、楽しさを知ってもらえる。美術館やアートが堅苦しいという方も、アートの入り口として来ていただけたら」とPRした。

 同所で12月19日まで。

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