藤井3冠 9日羽生九段と大一番、王将戦挑戦者決定L 叡王就位式では主催の不二家に感謝

[ 2021年11月9日 05:30 ]

将棋の叡王就位式で、叡王杯を受け取った藤井3冠(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグで9日、羽生善治九段(51)と対戦する藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が8日、都内で行われた第6期叡王戦の就位式に出席した。

 7~9月の5番勝負では豊島将之竜王(31)とフルセットの死闘を演じ、9月13日の最終局を制して新叡王に輝くと同時に、史上最年少3冠にも到達。謝辞で藤井は「主催の不二家様には予選の対局からペコちゃんボックスでのお菓子を提供いただき、糖分補給をしつつ集中して対局することができました。また5番勝負ではケーキもご用意いただき、おやつを選ぶのも大きな楽しみでした」とあいさつした。

 王将戦の挑決リーグは3勝無敗の藤井に対し羽生は3勝1敗。勝者が渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=への挑戦権獲得に大きく前進する。このため式後は会見が設定されず、叡王は大一番に備え静かに会場を後にした。

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2021年11月9日のニュース