加藤登紀子「紅の豚」アフレコで「36回やり直された」経験 あの一言で…「もっと怒って」

[ 2021年10月17日 16:53 ]

加藤登紀子
Photo By 提供写真

 歌手の加藤登紀子(77)が17日放送のTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に出演。「紅の豚」アフレコ時のエピソードを披露した。

 1992年公開のジブリ映画「紅の豚」に、マダム・ジーナ役として出演した加藤。「あの時代はちょうど100年前なんですよね。第一次大戦と第二次大戦の間で世の中が混乱しまくっていて、男たちはバカ騒ぎしてるじゃないですか。何しろ戦うことにしか道がなくて、ジーナがそれを横で見ていて『バカ』って言ってるっていう…」「それであの時にね。宮崎(駿)さんによく私ジーナに選んでいただいたと思うんですけど、喋り…アフレコっていうのね。あれは全部上手くいったんですけど『バカ』って言うところだけが、36回やり直された」と明かした。

 さらに「ジーナのあの美しい顔でさ、バカって言うわけだからさ、ジーナの『みんな良い子ね』って言うのと同じ声で言ってたら『ダメです登紀子さん。もっと怒ってください』ってね。どうしても男はバカはやるんです、宮崎さんのスタンスで…」と笑いながら当時を振り返った。

続きを表示

2021年10月17日のニュース