浜田敬子氏 眞子さまと小室圭さんに対する報道に「私たちが天皇制とか皇族の存続を望むのであれば…」

[ 2021年10月17日 09:04 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 フリージャーナリストの浜田敬子氏が17日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。26日に結婚する秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(30)に対する報道について言及した。

 宮内庁は15日、小室さんがあいさつのため、秋篠宮ご夫妻と東京・元赤坂の赤坂御用地内で18日に面会することを明らかにした。眞子さまとも3年ぶりに再会する。小室家の金銭トラブルの対応について説明する最後の場になるとみられる。

 浜田氏は「私はこの一連の報道を見ると、皇族の結婚というのは国民の関心事なのである程度、報じる必要があると思いますが、それでもやっぱり守られるべき一線というのは、ずっとあると思っています」とし、「特に相手の方は一般人であり、そのご家族の方も当然、一般人になるわけです。特に眞子さまと小室さんの今の状況は反論することが難しいわけです。どんなにうそを書かれても、いろいろ誹謗中傷されても、例えば名誉棄損などで訴えることも難しい状況ですよね」と自身の考えを述べた。

 そして、「私たち、思い出すのは美智子さまとか雅子さまの報道がエスカレートして、いろいろ苦しまれたってことを見てきているわけですよね。表現の自由に詳しい憲法学者の曽我部(真裕)さんが『報じられる側の尊厳が傷つくデメリットを補ってあまりある公益を国民にもたらすものかどうか報道する側は自ら検証しなければいけない』ということをおっしゃっているんですけど、まさに公益性がどこまである報道なのかということをメディアとしてはすごく考えました」と言い、「今後、私たちが考えなければいけないのは当然、皇族の方々が結婚される場合、お相手が一般の方っていうこともありますよね。ご本人の個人の自由と相手の方を含めてどこまで尊厳が守られるべきなのか。皇族の数がこれだけ減って、公務の担い手が減っているということも非常に問題になっている中で、私たちが天皇制とか皇族の存続を望むのであれば、今きちんと考えていかないといけないのではないかと思います」と私見を述べた。

続きを表示

2021年10月17日のニュース