「ブルー・コメッツ」ベーシストの高橋健二さん死去、83歳 67年「ブルー・シャトウ」でレコード大賞

[ 2021年7月18日 05:30 ]

高橋健二さん
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 1960年代に活躍したグループサウンズ「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のベーシスト、高橋健二(たかはし・けんじ、本名隆=たかし)さんが13日午後3時46分に都内の病院で亡くなっていたことを17日、所属事務所が発表した。83歳。東京都出身。死因は遺族の意向で明かしていない。葬儀は近親者で営む。

 関係者によると、高橋さんはかねて持病があり、ここ数年は通院治療を受けていた。食事を自力で取るのが困難な状態が続き、回復を目指したが13日に急変。搬送先の病院で息を引き取った。

 高橋さんは1962年にブルー・コメッツに加入し66年にデビュー。67年の「ブルー・シャトウ」が大ヒットし、同年の日本レコード大賞を受賞した。最後のライブは4月に行ったブルー・コメッツの配信ライブ。同関係者は「最初は体調の不安から“迷惑をかけないか”と心配していたが、椅子に腰掛け約1時間やりきった。安どの表情が印象に残っている」と話した。

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