マツコ 「もう求められてない」と号泣の鈴木奈々に困惑も「こんなバラエティークイーンはいない」

[ 2021年6月13日 17:04 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(48)が12日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)に出演。“仕事減”の鈴木奈々(32)にガチアドバイスを送った。

 20代は毎年のように年300本以上のテレビ出演するほど、忙しい日々を送っていた鈴木。「30代になって少しずつ仕事が減ってきたんですよね」「私、コメント力がなくて、身体を張るのは好きなんですけど、トークっていうのが苦手なんです」と悩みを吐露した。

 そんな鈴木について、マツコは「個人的には見たい人の1人なんですけどね。面白いじゃない」「スタッフにもよく言ってたの、『なんで最近、奈々ちゃん呼ばないの?』って。唯一無二の存在だったと思う、奈々ちゃんって」と以前から評価してきたことを明かした。

 鈴木は「バラエティーが変わってきてるなと思うんですよ。私みたいなのはもう求められてないんじゃないかなって」ともらすと、マツコは「そんなことない、本当はちゃんと観たいと思っている人はいるし、そういうのが面白いと思っている人はいっぱいいる」と激励すると、鈴木がなぜか号泣。突然の涙にマツコも「どうしたの?」と動揺。鈴木が「マツコさんは何でこんな私のことを褒めてくれるのかわかんない」ともらすと、マツコは「どう考えてもワイドショーのコメンテーター向きじゃない。だからあなたはすごいの!バラエティーの収録でこれ起きたらありがたいでしょ、スタッフは。こんなバラエティークイーンはいないんですよ」とその魅力を強調した。

 さらに、マツコは「こんな話になっちゃったから言うわ」と切り出し、「奈々ちゃんの事務所は素敵な事務所ではあるけど、もうちょっと奈々ちゃんを売る努力をしたほうがいいと思う」と事務所の姿勢について指摘。「売れてるんだけど、実は売れた後は大事じゃん。もちろん、タレントさん本人の努力も大事だけど、事務所とかまわりのスタッフが総出でやっぱり支えていくわけじゃない、その人を。奈々ちゃんのことはもちろん、事務所は大切にしている、功労者だから。そんなに奈々ちゃんに対して若手を売り込むみたいなことはしてないと思う。でも、奈々ちゃんはそれがしたいわけだし、事務所は『奈々ちゃん、ありがとう』って思っているんだったら、若手の時と同じことを奈々ちゃんにしてあげてほしい」とアドバイスを送った。

 思わぬ展開に、「ものすごく込み入った、立ち入ったことを言ってしまっているのは
いけないとは分かってます。TVショーじゃなくなってます」とマツコ。それでも「でも、泣いた奈々ちゃんに対してはね、本当のことをアドバイスしてあげないとダメだから」と立ち入った話をした理由を明かし、「(事務所は)大事に仕方を間違えてますよ。奈々ちゃんはもっと働きたいんですよって。別に体張るって決めるのも違うよ。いろいろなことをやってみたら、本当に」とアドバイスを送った。

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2021年6月13日のニュース