「呪術廻戦」作者・芥見下々氏の体調不良で一定期間の休載 「大病したわけでなく、メンタルは通常運転」

[ 2021年6月10日 13:16 ]

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画「呪術廻戦」が、作者・芥見下々氏の体調理由により今月21日発売号から一定期間休載すると、同誌の公式ツイッターで発表された。

 公式ツイッターでは「週刊少年ジャンプ29号(6月21日発売)より芥見先生の体調不良のため、『呪術廻戦』はしばらくの間休載させていただきます」と報告。「芥見先生は執筆の継続を望んでおりましたが、編集部と協議の結果、一定期間休んで 体調回復を図ってきただいた方が良いと判断しました」と説明した。再開時期は誌上にて発表するとしたうえで「楽しみにしていただいている読者の皆様には大変申し訳ありませんが、今後とも『呪術廻戦』をよろしくお願いします」としている。

 芥見氏もコメントを発表。以前から編集部からは休載の打診があったとしたうえで「私自身が週間連載のスピード感のない呪術廻戦に魅力を感じないこと、早く完結まで描いてしまいたいことなどを理由にこれまで回答を保留していました」と説明。「ただ、単発の連載では他の作家さん達に比べて、周回遅れのようなスケジュールを巻き返すことが出来ず、このままでは同じことの繰り返しになってしまうので、今回編集部側の提案に甘えさせていただくことになりました」と続けた。

 休載の期間は「一月ほどになります」としたうえで「体調を崩したと言っても大病したわけでなく、メンタルは通常運転なのでご心配には及びません。ただただお待たせして申し訳ないです。復帰からは新連載のつもりで頑張ります」とした。

 2018年から同誌で連載中『呪術廻戦』はコミックスはこれまで16巻まで販売され、累計発行部数が5000万部を超える大ヒットを記録している人気漫画。テレビアニメ化もされ、今冬には劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」も公開が予定されている。

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2021年6月10日のニュース