第70期王将戦7番勝負第5局佐賀対局 永瀬王座が56手目を封じて1日目終了

[ 2021年3月1日 18:48 ]

<王将戦第5局>初日、封じ手を小林・立会人に手渡す永瀬拓矢王座(左)(後方は渡辺明王将)(撮影・中村 達也)
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 渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=に永瀬拓矢王座(28)が挑む第70期王将戦7番勝負第5局は1日、佐賀県上峰町の「大幸園」で始まり、午後6時に後手の永瀬が56手目を封じて1日目が終了した。

 指し掛けの定刻まで残り4分。このまま封じ手かと思われたところで、永瀬が54手目「3三桂」を着手した。予想外のタイミングに控室の関係者全員が驚いたのもつかの間、渡辺がノータイムで55手目「3三同桂成」と反応。その結果、永瀬が次の56手目を封じて1日目が終了した。

 消費時間は先手の渡辺が3時間48分、後手の渡辺が3時間46分。持ち時間は各8時間。対局はあす2日午前9時に再開される。

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2021年3月1日のニュース