「監察医 朝顔」山田裕貴 異例の月9初出演「青のSP」の刑事役でサプライズ登場「次はちゃんと(笑)」

[ 2021年3月1日 22:00 ]

「青のSP」の刑事役で「監察医 朝顔」にサプライズ出演し、“月9”初出演を飾った山田裕貴(C)フジテレビ
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 俳優の山田裕貴(30)が1日に放送されたフジテレビ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)第16話にゲスト出演し、“月9”ドラマ初出演を果たした。レギュラー出演中の同局「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」(火曜後9・00)の刑事役で約30秒サプライズ登場。別ドラマの役で月9デビューするのは異例となった。山田は「別のドラマの役のままで別のドラマに出させてもらうというのは初めてだったので、とても面白かったです。また僕は今回が初めての月9ドラマで、それもとてもうれしくて。今回はこういう形でしたが、次はちゃんと…(笑)」と歓喜した。

 “月9”と“火9”のコラボが実現。「監察医 朝顔」が別ドラマとコラボするのは、シーズン1(2019年7月期)が始まる前、同4月期の月9「ラジエーションハウス」(主演窪田正孝)に中尾明慶(32)が「監察医 朝顔」の検査技師・高橋涼介役で出演して以来2度目となった。

 主演の上野樹里(34)が06年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりに月9に挑んだヒューマンドラマ(19年7月期)の続編。上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が残された人たちの心を救う様を胸が締め付けられるほどハートフルに描く。

 山田が演じたのは「青のSP(スクールポリス)」で住浜署生活安全課少年係に勤める刑事・三枝弘樹役で、朝顔の夫にして刑事の桑原真也(風間俊介)と元々顔なじみという設定。この夜は長野県警から神奈川県警捜査一課に戻れることになった桑原と神奈川県警察の廊下で出くわした。

 桑原が異動の荷物が入った段ボールを担いで神奈川県警察の廊下を歩いていると、三枝とバッタリ。三枝は桑原が長野県警にいたことも知っており「「お勤め、ご苦労さまでした」と軽口を叩き、会ってもらいたい人物がいると伝える。桑原が怪訝に思いながら向かうと、そこにいたのは「監察医 朝顔」シーズン1でマンホールの窃盗で捕まった泥棒の今野(上島竜兵)だった。今野は2011年に発生した“三田村一家殺害事件”の、いまだ捕まっていない犯人を目撃したと桑原に打ち明けた。

 19年前期のNHK連続テレビ小説100作目「なつぞら」でヒロイン・奥原なつ(広瀬すず)の幼なじみ・小畑雪次郎を好演したことも記憶に新しい山田。今回が月9ドラマ初出演となった。

 「別のドラマの役のままで別のドラマに出させてもらうというのは初めてだったので、とても面白かったです。『主役の藤原(竜也)さんじゃなくていいんですか』っていう(笑)。撮影では風閒さんがアドリブで『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』のネタを入れてくださったりして、本当にありがたかったです。また僕は今回が初めての月9ドラマで、それもとてもうれしくて。今回はこういう形でしたが、次はちゃんと…」と笑いを誘いながら喜び。

 「撮影前はめちゃくちゃ緊張しました。いきなり違うドラマから来た僕は、言ってみれば異端分子じゃないですか。でも『監察医 朝顔』のスタッフの方々が優しくて温かくて、撮影現場はとても柔らかい雰囲気で、1日だけの撮影ではなく、ちゃんと仲間に入れてもらいたいなっていう気持ちになりました。例えば、これから三枝が準レギュラーになっちゃった…みたいな(笑)」とユーモラスに振り返った。

 山田が主演・藤原竜也(38)の相棒を演じる「青のSP」は2日、第8話。悪質なレーザー照射事件で野球部員が大ケガを負い、“闇部活”の実態が明るみに出る。「ちょうど『青のSP』の第7話が三枝のお話だった後で、こうやって『監察医 朝顔』にも出させてもらえて『青のSP』も『監察医 朝顔』も僕が出ることで少しでも力になれたらな、という感覚です。両方とも是非ごひいきいただければと思います」とアピールした。

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2021年3月1日のニュース