田崎史郎氏 菅首相のぶら下がり会見“山田氏隠し”との指摘に「それは事実に反する」

[ 2021年3月1日 13:54 ]

TBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が1日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。政府は26日に新型コロナウイルス緊急事態宣言に関し、首都圏を除く6府県について2月末での解除を決定したことに言及した。

 菅義偉首相は緊急事態宣言解除の重要局面で記者会見をスルー。通常は会見の司会役は山田真貴子内閣広報官。首相の長男らから高額接待を受け問題化したばかりで“山田氏隠し”との批判が高まる中、首相は記者団の質問に短時間応じる「ぶら下がり」で済まそうとし、質問が途絶えない炎上気味の事態となった。

 田崎氏は、首相のぶら下がり会見が“山田氏隠し”と指摘されたことに「それは事実に反する」とし、「菅総理としては、6府県を解除する、その際に1都3県についても7日まで頑張れば解除できますよっていうサインを送りたかった。送ろうとしていたんですが、その前日に諮問会議の尾身さんらから、触れないでくれと、保証がないですよと強く言われてあきらめた。じゃあこれで安倍政権下で関西を解除した時には、ぶら下がり会見で終わらせている。そういう例もあって、じゃあぶら下がりでいいんじゃないのって話になったんです」と話した。

 そして、「あくまで1都3県に触れられるかどうかが菅総理の判断基準。それを認めるにしても、山田さんの問題にされるのは分かり切っているわけです。山田さんのせいで会見を見送ったって言われるから、それならやった方がよかったんじゃないかっていうのが僕の意見」と自身も見解を述べた。

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2021年3月1日のニュース