川上麻衣子 コロナ感染で抱いた自責の念「自分がウイルスの塊に」「もう1回気を引き締めないと」

[ 2020年12月18日 18:33 ]

女優の川上麻衣子
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 女優、川上麻衣子(54)が18日、文化放送「くにまるジャパン 極」(月~金曜前9・00)に出演。新型コロナウイルスに感染した際の経験を語り「もう1回気を引き締めないと」と呼びかけた。

 先月6日、仕事で大阪府に滞在中に発熱。翌7日、知人の陽性が確認され、川上が濃厚接触者であることが分かり、PCR検査を受けて感染が判明した。保健所指定の隔離期間終了まで、府内のホテルで療養を続けた。

 川上は症状として発熱があったとし、「よく嗅覚異常、味覚異常でコロナか風邪かを判断しようとされる方が多いけど、私の場合は嗅覚に異常が出たのが治りかけの時だった」と告白。誰とも面会できない時間が続き、「陽性と分かった瞬間に世界が全部変わった」「自分の中のイメージも、自分がウイルスの塊になるわけですよね」と打ち明けた。

 感染前の行動を振り返り自責の念にかられたといい、「あの時にそういえば母にも一瞬会ったなと。いろんなお店に(行ったな)とか」。周囲にうつしてしまったかもしれないとの気持ちが強かったことから、「本当に怖かった、申し訳ないのと。自分の行動を思いおこしたときにスキが出てくる。それが原因でって思うと…」と漏らした。友人らの励ましに救われたとも明かした。

 国内の感染者は増加傾向にある。今、伝えたいことを問われた川上は「コロナって良いも悪いも人間が持っているスキであったりとか習慣とかが、まざまざと自分に刺さって来るんですよね、いろんなことが」と前置き。自らが罹患した時のことを想像してほしいと訴え、「今、陽性になったと思った瞬間、会った人たちの顔が違って見えてくる。それを思うともう1回気を引き締めないと。それだけでも大分違うんじゃないかと思います」と訴えた。

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2020年12月18日のニュース