橋下徹氏、大阪都構想否決の要因は「変化に対する不安を解消できなった」

[ 2020年11月2日 08:33 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が2日、TBS「グッとラック!」(月~金曜前8・00)に出演。大阪市を廃止し4特別区に再編する「大阪都構想」の住民投票が1日実施され、否決となったことについてコメントした。

 府知事時代に打ち出した大阪都構想が否決となり「提案した本人ですから、残念」と率直に語った橋下氏。都構想を推進してきた松井一郎市長、吉村洋文府知事には「否決が出た直後にショートメールで“お疲れ様でした”とだけ送りました」と明かした。

 否決となった主な要因として「変化に対する不安を解消できなったこと」を挙げ、「人間、現在の問題点にはけっこう寛容なんですよ。今の大阪府、大阪市もたくさん問題はあるけど、それよりも変化の不安の方が大きい。変化に対する不安を避けるために、現状の問題点は甘受してしまうというのは人間の本質のところなので、責めても仕方がない」と話した。 

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