渡辺王将、藤井2冠ストップへ意地「自分がなんとか阻止しなければ」

[ 2020年10月23日 05:30 ]

セミナーで講演する渡辺明王将
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 将棋の渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=が22日、東京都内で行われた「毎日メトロポリタンアカデミー」(毎日新聞社主催)で名人初獲得への道のりやAIと将棋界の関わりなどを約1時間講演した。藤井聡太・現2冠(18)に失冠した6、7月の棋聖戦5番勝負の話題にも触れ「(藤井が)これからタイトルをどれだけ獲っていくかを注目している。ただバンバン勝たれるのも厳しい。自分がなんとか阻止しなければと思う」と3冠保持のプライドをにじませた。

 今後については「年明け以降、王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)から名人戦とタイトル戦が続く。特に名人戦は負けると史上最短在位になってしまうので頑張りたい」と話した。 

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