小倉智昭氏 元関脇・嘉風の佐伯市などへの4億8000万円損害賠償請求に「断腸の思いだと思う」

[ 2020年10月23日 13:36 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(73)が23日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。大相撲の中村親方(元関脇・嘉風)が現役だった昨年6月、大分県佐伯市のPR活動を巡る事故で重傷を負ったとして、市などに約4億8000万円損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことについてコメントした。

 PR活動は同市での合宿中に実施され、渓流下りの際に右膝などを痛め手術を受けた。右腓骨(ひこつ)の神経まひで装具をつけなければ歩行も難しい状態となり、37歳だった昨年9月の秋場所中に引退。引退会見では「土俵に戻りたいとリハビリを続けたが、諦めざるを得ない状況になった。悔いしかない」と明かしていた。

 小倉氏は、「大分県の佐伯市の出身ですから、地元のヒーローですよね。市民栄誉賞ももらっているぐらいの人じゃないですか。その嘉風が市を相手に訴えるっていうのは断腸の思いだと思うんだよね」と話した。

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