香川照之、“戦略担当常務”就任にご満悦　「半沢」大和田暁は「なかなか返り咲けないので」

「MARUCHAN　QTTA」商品リニューアル＆新CM記者発表会に出席した香川照之
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　俳優の香川照之（54）が8日、都内で行われた「MARUCHAN　QTTA」商品リニューアル＆新CM記者発表会に出席した。同商品の戦略担当常務に就任した香川は「なかなか常務に返り咲けないので、まずはこちらで」とニヤリ。TBSドラマ「半沢直樹」（TBS系、日曜後9・00）で演じている大和田暁を引き合いにして会場を沸かせた。

　新CMでは、商品の魅力を熱弁するというシチュエーション。撮影には4台ものカメラが導入されたが、香川は「4台もあると、私はカメラ目線が大好きでございますので、すぐカメラ目線をしてしまう。それを監督に注意された」と苦笑いで明かした。

　ドラマ「半沢直樹」での演技が話題となっているが、本番前に意識していることは「準備をちゃんとしていくこと」と香川。「ワンカット目からOKが出る準備をしていくのは僕としてやっていきたいこと。その上で、みなさんにどれだけプラスアルファを与えることができるのか。それが僕がキャスティングされた意義。そのくらいプラスアルファを持ち帰っていただくのかを考えるのが、その日俳優がやらなくてはいけないこと」と熱弁した。

　ドラマ撮影に歌舞伎の舞台など多忙な日々だが、一番の癒やしは「カレーを作る前にたまねぎをみじん切りにして炒めている」時間という。自粛期間中に自炊に目覚め、「面白くてしょうがない。よりいいカレーのためにたまねぎをどう着地させていくのかがわたくしの進化の目標だ」といい、「炒めてどこまで寝かすのか、カレー粉を入れるタイミングは永遠のテーマですね。人によって違うので」とカレーに注ぐ並々ならぬ熱量を早口で語った。香川が出演する新CMは9月14日よりオンエア開始。