マルセイユ「M―1決勝、全国区進出」の誓い 昨年王者ミルクボーイに続く!

[ 2020年9月7日 17:27 ]

「M-1グランプリ2020」で2回戦進出を決めたマルセイユの別府貴之(左)と津田康平
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 漫才王者を決める「M―1グランプリ2020」の予選1回戦が7日、大阪市内で開催され、マルセイユが「YouTube」のネタで2回戦進出を決め、ツッコミの津田康平(31)は「準決勝でなく、決勝に出ます。今年こそ全国区に」と鼻息も荒い。

 マルセイユは13年にコンビ結成。15年には「ytv漫才新人賞」で3位に入るなど、早い時期からスター候補生として注目された。17年の「ABCお笑いグランプリ」では霜降り明星に敗れて準優勝するなど、賞レースでは上位にくる常連。M―1も17、18年には準々決勝まで進んだ。だが、今一歩抜け出せていない。MBSテレビ「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)のレギュラーも抱えているが、全国区にはまだまだ遠い。

 「今年はこれまでとM―1への思い入れが違います」と津田。先輩として慕うミルクボーイ・駒場孝(34)が昨年、M―1王者に。全国区に躍り出た。「いつも近くにいて、お世話になりました」という駒場が、ある日を境に脇目も振らず漫才中心の生活に。そして結果を出した。

 新型コロナ禍で毎月の単独ライブはできないでいたが、「新ネタはM―1に向けて叩いて叩いてます」と津田。相方の別府貴之(36)は「全く違うタイプのネタで勝負します」という。2回戦からは、これまでと少し毛色の違うネタを披露する予定。「M―1決勝、全国区進出」を目指し、最終目標はミルクボーイ越えを果たしたい。

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2020年9月7日のニュース