橋下徹氏、政治家批判は「民主国家としては健全」も「議員に対する信頼が相当落ちている」

[ 2020年4月26日 19:27 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が25日放送のABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)にリモート出演。新型コロナウイルス感染拡大を受けての国会議員の対応に苦言を呈した。

 番組では視聴者からの“国会議員の定数削減、歳費見直しを”という声を紹介し、議員会館からリモートでゲスト出演した国民民主党の玉木雄一郎代表(50)と議論。

 橋下氏は「政治家は難しいところがあって、一生懸命仕事をしても民主国家では良いように評価されない。それがある意味、民主国家でもある。権力を持っている政治家が持ち上げられる国はある意味、怖い国」とコメント。

 「だから常に権力を持っている人間が厳しく評価されるというのは民主国家としては健全だと思うけど、それにしても、国会議員に対する信頼が相当落ちているかなと(思う)。与党だけでなく、野党も含めて」と語った。

 「そこは玉木さん、どう感じてらっしゃいますか。もちろん一生懸命仕事をしている部分はあると思う。僕も政治家をやっていたから、そこは分かるけど、国民の怒りはマグマのようにたまっています。それは歳費。お金の部分」と質問を投げ掛けた。

 玉木氏は「今回の件で給与の減らない人たちが、コロナの影響を物凄く受けている人たちの危機感やリアリティーをどれだけ共感できるかだと思っています」と返答。「申し訳ないが、想像力を欠いている議員がいることも確かだと思う」と正直に打ち明け、「程度によるが、議員削減や歳費見直しはやるべきだと私は思う」とコメントした。

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2020年4月26日のニュース