コロナに負けるな!庄司が企画 ギャグつなぎが話題 60人以上登場 菅田も参戦、ダルがリツイートで浸透

[ 2020年4月6日 05:30 ]

お笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で“巣ごもり”が続く中、お笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春(44)がツイッター上で呼び掛けたギャグつなぎが話題を呼んでいる。すでに60人以上の芸人が動画を投稿。人気俳優の菅田将暉(27)まで参戦するなど世間を元気づける笑いの輪が広がっている。

 スベリ知らずのギャグリレーだ。庄司は「ウケたら最高ですけど、元気になってもらうための動画。スベったとしても、それすら面白くなるんです」と力説。ギャグを得意としない芸人も何とかネタを絞り出す。世間に閉塞感が漂う中で「少しでも楽しんでもらえたら」と企画した。

 先月27日に筋肉自慢の庄司が「マッチョ売りの庄司」というネタを投稿して開始。次にギャグをする人を指名するスタイルで、ペナルティのワッキー(47)やFUJIWARAの原西孝幸(49)、ガリットチュウの福島善成(42)らが続いた。

 米大リーグ・カブスのダルビッシュ有(33)が、ですよ。(44)の動画をリツイートしたことでじわじわ浸透。開始から10日間で吉本興業やマセキ芸能社など所属事務所の垣根を越えた芸人が続々登場。そこに菅田も参戦して「格好つけて告白する」というネタを披露し、114万回再生(5日午後10時現在)されている。南海キャンディーズ・山里亮太(42)までで63人のリレーとなっている。

 庄司は「ダルビッシュさんがいつか野球モノマネをしてくれたらいいなと思っていた。そこに考えもしなかった菅田さん。凄いことになってます」と大物登場に大喜びしている。

 新型コロナ余波では、劇場出番やテレビのロケがなくなるなど仕事が10分の1に激減。「吉本興業では2~3カ月後に給料が振り込まれる。あおりを食らったギャラが怖い…」と言いつつ「ふさぎ込んでも始まらない。世の中に大変な人はもっといる。愚痴は言わず踏ん張らないといけない時期」と気持ちを切り替えて前を向いている。

 親交のあった志村けんさんが新型コロナで亡くなり、可愛がっていた後輩の森三中・黒沢かずこ(41)も感染。身近なところまで危機が迫っていることには「志村さんのことは信じたくない。ニュースを見るたびに悲しいです。黒沢は気遣いができる子で、ストレスで精神的にまいらないか心配。誰にでも危険はあるのでコロナのことをもっと意識していきたい」と力を込めた。

 暗いムードがなくなるまでギャグ数珠つなぎは続く。終息の暁には夫人の藤本美貴(35)に登場してもらい「ミキティーにミキティー!って言ってもらうのもありですね」。笑いの輪を広げてつないで、コロナに負けてはいられない。

 《東野は伝説コントキャラ「S極」に》5日は狩野英孝(38)らにバトンがつながった。ロッチ・中岡創一(42)は「Tシャツ1枚でレオタードマン」のギャグを披露し、次に東野幸治(52)を指名した。東野は「ダウンタウンのごっつええ感じ」で今田耕司(54)と組んだ伝説のコント「放課後電磁波クラブ」のキャラクター・S極として登場。際どい男性用ビキニ姿で体を張り「人類VS新型コロナウイルス」の戦いに人類が勝つという芸を披露した。

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