八木亜希子アナ「線維筋痛症」…全身の激しい痛みとこわばり 中高年女性に多くレディー・ガガも

[ 2019年12月25日 05:30 ]

八木亜希子アナ 線維筋痛症で休養

レディー・ガガ
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 線維筋痛症は全国に約200万人の患者がいると推測され、40代以降の中高年女性に多い病気。男性もかかる。医療ジャーナリストで医学博士の森田豊氏によると「血液検査や尿検査の数値、エックス線などでの異常が見られず診断の難しい病気。痛みの原因が分からず、何カ所も医療機関に行き、やっと診断される患者さんも少なくない」という。

 近年は医療機関で病気の認知が広まり、かつてより早めに診断が出ることも可能になっている。発症の原因は、痛みを伝える中枢神経の障害、精神的ストレス、何らかの感染症、遺伝などが推測されているが、はっきりしていない。

 症状は全身の激しい痛みとこわばり、それに伴う睡眠障害やうつ症状など。痛みは「髪の毛が触れただけでも生じる」という患者もいるほど。根本的な治療法はなく、鎮痛剤や抗うつ剤での対症療法、精神療法などで痛みを和らげる。

 有名人では米歌手のレディー・ガガ(33)が17年9月に発症を公表。その後の経過は明らかにしていないが、18年5月に活動を再開した。

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