窪田正孝主演、来春朝ドラ「エール」異例の脚本家交代「制作上の都合」林宏司氏の後任は2人態勢

[ 2019年11月5日 15:00 ]

東京・渋谷区のNHK社屋
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 NHKは5日、来年2020年春にスタートする俳優・窪田正孝(31)主演の連続テレビ小説「エール」(月~金曜前8・00)の脚本担当が、当初の林宏司氏から途中交代すると発表した。交代の理由については「制作上の都合」としている。後任の脚本家は清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏で、番組スタッフ(演出・吉田照幸氏)も加わり、執筆する。

 ドラマは既に今年9月中旬にクランクイン。異例の途中交代劇となった。NHKは詳細について「制作過程の詳細については控えさせていただく」と明らかにしていない。

 林氏はNHK「ハゲタカ」、フジテレビ「医龍」「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」シリーズ、テレビ朝日「アイムホーム」などで知られる。この日、林氏が来年1月スタートの日本テレビ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」(土曜後10・00)の脚本を務めることが発表された。

 後任の清水氏はピアノ講師、会社員などを経て00年に脚本家デビュー。主な作品にTBS「わたし、定時で帰ります。」「リバース」「夜行観覧車」、NHK BSプレミアム「今夜は心だけ抱いて」など。

 嶋田氏は出版社勤務を経て09年に脚本家デビュー。主な作品にTBS「隠蔽捜査」、フジテレビ「リカ」、NHK BSプレミアム「全力失踪」「ベビーシッター・ギン!」など。

 「エール」は朝ドラ通算102作目。窪田が14年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶりに男性主演。全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏と妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描く。

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2019年11月5日のニュース