玉川氏 小池都知事に「“戦った結果として都の税金を使わないで済んだ…さあ次の都知事も”みたいな感じ」

[ 2019年11月1日 11:53 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が1日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。国際オリンピック委員会(IOC)による東京五輪のマラソン、競歩の札幌開催案についてコメントした。

 番組では、10月31日夜に都内の高級ホテルで宴会が行われ、東京開催を主張する小池都知事と、意見が対立するIOCのコーツ調整委員長らが一堂に会し、ラグビー日本代表の応援曲「ビクトリーロード」を合唱したとする一部報道を紹介。札幌開催案についてはコーツ氏、大会組織委員会の森喜朗会長、小池都知事、橋本聖子五輪相が出席する1日の4者協議までに最終判断する見通しで、コーツ氏は10月31日に結論に至るかどうか問われた際「間違いない」と述べている。

 玉川氏は「現場の人たちのあずかり知らぬ所でビクトリーロードなわけですよ。こういうのを見ていると“誰が得したんだろうな”って僕は思うんですよ」と指摘。その上で、現場の人たちはただ翻弄されているだけだとし「だけど小池さんに関して言うと、ずいぶん得したんじゃないかと。つまり“私は都民の代表です”と。“都民がみんな反対している中でこれだけ戦いました。戦った結果として都の税金を使わないで済みました。私は都知事としてここまでやりました。さあ次の都知事も”みたいな感じを僕なんかは受けるんです」と持論を展開。そして「だからこの話、ここまでシナリオとして決まってたのかなって思うくらいなんですよ。IOCが落としどころを決めないで日本に来るとはとても思えないんですよね」と話した。

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2019年11月1日のニュース