「監察医 朝顔」市川右團次 月9初出演&刑事役初挑戦「まさか」「武者修行のよう」

[ 2019年9月2日 16:00 ]

「監察医 朝顔」で月9初出演する市川右團次(C)フジテレビ
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 歌舞伎俳優の市川右團次(55)がフジテレビ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)に第8話(2日放送)からレギュラー出演。同局看板枠“月9”初出演で、刑事役に初挑戦する。

 女優の上野樹里(33)が主演を務め、2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来13年ぶりに月9挑戦。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を原作に、新米法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて真実を明かしていくヒューマンドラマ。法医学者と刑事・万木平(時任三郎)という異色の父娘を描く。

 右團次が演じるのは、神奈川県警捜査一課に所属する神崎譲治で、かつて平が捜査一課にいた時の相棒。性格、行動、笑い声まで、何もかもが豪快で、上にへつらうことなく、仲間思いで現場主義な人情家。そして、ひとたび捜査となると、豪腕を振るい、平と同じように、どんな細かいところまでも調べ上げるのはもちろん、最後は“刑事の勘”を駆使して事件を解決に導く温かく優秀なベテラン刑事。

 右團次は「まさか自分が月9に出るとは思ってなかったですね(笑)。もともとドラマ経験は深いわけではないですが、こうやってフジテレビさんから声をかけていただくとは思わなくて、非常に新鮮ですし、やはり時代劇とは当然、撮影現場は全く違うわけで、武者修行のような感じですかね(笑)」と驚き。

 初の刑事役については「刑事という職種をやらせていただくというのはおもしろいですし、自分の中でまた一つ、新たな引き出しができればいいなと思っています。歌舞伎でもいろいろな役をやらせていただくのですが、刑事役はありませんから(笑)。そして、神崎という豪快な男性を、“彼がいると職場が楽しくなる”、そんな風に演じていければと思います」と意気込んでいる。

 今作は初回から視聴。「事件だけじゃなく、結婚したり子どもが生まれたり、食事のシーンがあったりと、事件と並行して家族の世界が描かれているところが、視聴者の方の心を打つんじゃないかと思います。その家族の世界に僕が演じる神崎が、どう絡んでくるのか。神崎は(朝顔の母である)里子さん(石田ひかり)のことを知っている、数少ない登場人物の1人です。そこが、これからどのように膨らんでいくのか、僕自身も期待しています」と楽しみにしている。

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2019年9月2日のニュース