進次郎氏 政治という戦場で彼女といると鎧を脱いでいいんだと思えた

[ 2019年8月8日 05:30 ]

小泉進次郎氏、滝川クリステル デキ婚

安倍首相に結婚すると報告した後、記者団の取材に応じる自民党の小泉進次郎衆院議員(左)とフリーアナウンサーの滝川クリステル
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 【2人に聞く】

 ――世間が驚くカップル。なれそめを。
 進次郎氏(以下進) 昨年からお付き合いを始めて、今回、自然な形で結婚の報告、妊娠の発表。一度も2人で外に出たことがないし、一度もどこかに一緒に移動するとかもありませんでした。

 ――結婚の決め手は。
 進 決め手は理屈じゃないですね。うちも育っていく中で家族の環境としていろいろありましたから。「絶対結婚」という価値観は正直、私にはありませんでした。だけど、その気持ちを溶かしてくれた。政治の世界って、私からすれば戦場。いつ、命を落とすか分からない。常にどこかこわばって緊張感を持ち、警戒心を解かず、寝るときもいつも鎧(よろい)を着たまま寝ているというかね。そういった環境がずっと続いてきた中で、不思議と彼女といると、この場所は「鎧を脱いでいいんだな、武器を置いていいんだな、無防備でいいんだ」というふうに思えた。

 ――それを聞いてクリステルさんは?
 滝川 本当にいつも緊張感を持った毎日なので、その中でいかに彼自身が素の自分を出せる場をつくるか。そういったところを引き出すことが、いろいろ時間を重ねる中でできていった。

 ――父親として芽生えてくるものは。
 進 こういうとき男ってダメですね。やっぱり自覚は、身ごもっている女性にかなうところはない。無事に妊娠期間を過ごして、来年年明けの出産まで静かな環境で彼女を守っていけるように全力を尽くしたい。

 ――プロポーズの言葉や指輪などがあれば。
 進 いやいや。

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