ISSA、苦難の日々でも貫いた“DA PUMPのISSA”「名字みたいなもの」ファン応援に涙

[ 2019年8月1日 22:13 ]

DA PUMPの(左から)U-YEAH、YORI、KIMI、ISSA、DAICHI、KENZO、TOMO
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 昨年「U.S.A.」の大ヒットで再ブレークを果たした男性7人組ダンス・ボーカルユニット「DA PUMP」が1日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜後9・00)に出演。解散危機から復活劇までの苦悩の日々を語った。

 97年沖縄出身の4人組でデビュー。ISSAのたぐいまれな歌唱力と本格派のストリートダンスで若い女性のハートをわしづかみに。デビューからスマッシュヒットを連発し、98年から5年連続の紅白出場。まさに順風満帆だったが、06年にメンバーが脱退すると、2年後にはもう1人脱退してしまう。

 窮地に立たされたISSAは自らメンバーを集め、08年にDAICHI、KENZO、TOMO、KIMI、YORI、U-YEAHら7人が加わった9人体制でリスタート。だが、09年にオリジナルメンバーも脱退。さらにはISSAの諸事情もあって約1年間の活動制限状態に。ISSAから新メンバーへの連絡も途絶え、新加入メンバーの1人も辞め、グループは空中分解状態となっていた。

 そんな中、ISSAとメンバーたちが集まって「DA PUMP」のために腹を割って話し合った。メンバーの思いの丈を聞いたISSAは、彼らの熱意に応え再始動を決意した。

 メンバーの一人、KENZOが提案したのがショッピングモールでの無料ライブ。どんな舞台でもISSAとメンバーは音楽に向き合い、全力のパフォーマンスを披露。全国で行った無料ライブは大成功を収めた。ISSAは足を運んで応援してくれるファンの姿を見て男泣きし、感謝した。

 新生「DA PUMP」は無料ライブなどのイベントを続け、軌道に乗ると、18年「U.S.A.」の大ヒットで再ブレーク。2つの目標としていた「紅白歌合戦出場」と「日本武道館公演」を達成した。

 ISSAは苦難の日々を振り返り「僕は東京に出てくる時、今の社長に拾ってもらった。社長が“出ていけ”と言うまではこの事務所にいるつもりでずっとやってきました」と所属事務所に感謝。

 ソロでやる可能性もあったのではという質問には「DA PUMPというグループで世の中に知ってもらえて、DA PUMPとして育ってきたので、DA PUMPが自分の名字みたいなもの。最悪、一人になっても『DA PUMPのISSAです』と言っていこうと思っていました」とDA PUMP愛を語った。

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2019年8月1日のニュース