ジャニー社長入院 “有事”想定してきた滝沢秀明氏への引き継ぎ

[ 2019年7月2日 09:30 ]

ジャニー社長 くも膜下出血で入院

ジャニー喜多川氏が社長を務めるジャニーズ事務所の外観
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 ジャニー社長が長期離脱した場合、ジャニーズ事務所にどんな影響があるのか。

 事務所内でジャニー社長が手掛けてきたのは、タレントの発掘・育成と公演のプロデュース。経営とタレントのマネジメント面に関しては、姉のメリー藤島副社長(92)と、その長女の藤島ジュリー景子副社長(52)が担っており、すぐに大きな支障が出ることはない。ただ、ジャニー社長は所属タレント全員の“育ての親”であり、精神的な支柱。具体的な数字に表れない部分での影響は計り知れない。

 ジャニー社長が今回のような事態に備えて打っていた布石が、自身の背中を間近で見てきた滝沢秀明氏(37)への業務の引き継ぎ。滝沢氏は今年から、グループ会社「ジャニーズ・アイランド」の社長に就任。ジャニーズJr.の育成や、公演のプロデュースなどに取り組んできた。

 滝沢氏はジャニー社長が救急搬送されてすぐに病室に駆け付け、ほかの所属タレントが見舞いに訪れた際に同席することもあったという。今後は、先輩後輩を含めた全タレント、両副社長とコミュニケーションを取りながら事務所を支えていくとみられる。

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2019年7月2日のニュース