映画「鬼ガール!!」瀧川元気監督 出身地が舞台で「すごく幸せ」

[ 2019年6月12日 13:23 ]

大阪府庁で会見した(左から)瀧川元気監督、主演・井頭愛海、吉村洋文大阪府知事
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 大阪府河内長野市を中心とする大阪南東部「奥河内」を舞台にした映画「鬼ガール!!」の制作発表会見が12日、大阪府庁で行われ、瀧川元気監督(33)が吉村洋文大阪府知事(43)に出演を直談判した。

 鬼族の末裔(まつえい)である女子高生が部活動に打ち込み自分探しをする青春物語で、15日から奥河内地区で撮影を開始する。河内長野市出身の瀧川監督は、「出身地を舞台に映画を撮れるのがすごく幸せ」と語った。

 同じく同市出身の吉村知事から「奥河内のすばらしい魅力を国内外の人々に伝えてほしい。大阪府としても全面的にバックアップしたい」と心強い言葉をもらい、「涙が出そう」と感激し、「ぜひ出演も」とアピール。吉村知事も「だんじり引く役で」とノリノリで、2人は固い握手を交わした。

 瀧川氏は会見場所となった府庁との意外な縁も告白。「三池崇史監督の助監督としてキャリアをスタートした。その最初の作品が、ここで撮影された“逆転裁判”。当時はカチンコを鳴らすのもヘタでよく怒られた」と振り返った。「いつか監督になれるかな…なってやる」と誓った原点の場所に監督として凱旋(がいせん)し、「特別な日」と感慨深げに語っていた。

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2019年6月12日のニュース