ピエール瀧被告 厳しい俳優復帰 損害賠償5億円超は誰が負担?

[ 2019年4月14日 09:18 ]

保釈され謝罪するピエール瀧被告(撮影・郡司 修)
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 【覆面座談会】平成も残りあとわずかですが、芸能界では“平静”とは真逆の状態が続いています。ピエール瀧被告(52)の薬物事件、NGT48の現存チーム解散と衝撃ニュースが連発。内田裕也さん(享年79)萩原健一さん(享年68)の訃報にも驚きが広がりました。平成最後の「覆面座談会」。いつものメンバーがニュースの裏側に迫ります。

 ワイドショーデスク ピエール瀧被告のコカイン使用による逮捕、起訴は世間を騒がせた。

 芸能リポーター 深夜0時ごろ、テレビのニュース速報が流れてビックリしました。

 週刊誌記者 NHK大河ドラマに出演中の俳優が逮捕されるという前代未聞の不祥事。

 ワイドデスク 違法薬物をやったらどうなるか、想像できなかったとも思えないが…。

 本紙デスク 試算では、ドラマやCMの打ち切りや撮り直しに伴う損害賠償は芸能界史上最大の5億円超にのぼる見込みだ。

 リポーター 売れっ子から真っ逆さまですね。それってやっぱり本人が負担するの?

 週刊誌記者 現状は瀧被告を解雇した元所属事務所が、個別の案件ごとに交渉を進めている段階のようだ。

 本紙デスク 事務所に近い関係者の見立てによると、瀧被告の自己責任なので事務所が負担することは考えにくいという。CMについては広告代理店が負担するケースもある。

 ワイドデスク 瀧被告の供述から、コカインの提供元が20年来の友人ということと、20代から違法薬物を使用していたことも分かった。

 週刊誌記者 瀧被告のユニット「電気グルーヴ」が属するテクノミュージックの仲間内で、違法薬物がまん延していることも疑われるような供述だね。

 リポーター 「芋づる式」の逮捕はないのかしら。

 本紙デスク 捜査を担当した関東信越厚生局麻薬取締部は、瀧被告の交友関係を中心に慎重に捜査を続けているという。ただ現状、逮捕に足る薬物の痕跡は見つかっていないという情報がある。

 ワイドデスク 交友関係といえば、電気グルーヴの相方、石野卓球は瀧被告の逮捕直後から海外に渡ったね。

 週刊誌記者 ツイッターで挑発的ともとれる過激な発信を連発していた。

 リポーター 石野は逮捕されてないから何を言ってもいいという理屈もあるけど、過激な内容で賛否あった。

 週刊誌記者 所属事務所は一連のツイートについて、本人に任せているという姿勢を貫いていた。

 ワイドデスク 石野は静岡県での野外フェスに続いて、17日には都内でイベントを行う。

 本紙デスク 瀧被告の方も、早ければ来月にも初公判がある。俳優復帰が厳しいとみられる中、電気グルーヴが受け皿となり得るのか。2人の発言に注目が集まりそうだ。

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2019年4月14日のニュース