平原綾香、Jupiter基金のチャリティーコンサート開催「大きなフェスも夢」

[ 2019年3月16日 21:00 ]

「<第5回 平原綾香Jupiter基金>My Best Friends Concert ~顔晴(がんば)れ こどもたち~」の取材会に出席した平原綾香(撮影:デジタル編集部、小杉聡子、撮影場所:東京国際フォーラム・ホールC@有楽町)
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 歌手の平原綾香(34)が16日、東京国際フォーラム(千代田区・丸の内)で開催された「<第5回 平原綾香Jupiter基金>My Best Friends Concert ~顔晴れ(がんばれ)こどもたち~」の取材会に出席した。オフホワイトのステージ衣装で登場した平原は「じつはいま嬉しくて。取材の方がどんどん集まってくださって。1回目のよりも多いです。幸せに思っています」と感激。

 スペシャルゲストに山崎育三郎(33)を迎え、「ラグビーワールドカップ2019」への活用を目的として「釜石市ラグビーこども未来基金」の寄付を募った。

 今年の寄付先について、平原は「釜石の復興スタジアムがオープンのオープニングイベントでJupiterを歌った」のがきっかけとし、「復興に向けた資金がまだまだ足りず、ワールドカップを盛り上げるために、外国の人へのおもてなしのために資金を募っているとお聞きしまして。力になれたらという気持ちで決めました」と説明。

 山崎の出演については「子どもが大好きで世界中の子どもたちにエールを、といつも思っていらっしゃる方なので」という理由から依頼。山崎は現在、ミュージカル出演中で、「きょうはお昼公演を終えてから、リハーサルに来てくださって」と多忙な中の出演快諾に感謝した。山崎はソロでは2曲、平原とのデュエットでは2曲を歌唱。ほかにも「“Jupiter”や“幸せのありか”などみなさんが聞きたい歌を集めたほかにない一夜限りのコンサート」と紹介。全15曲を披露し、アンコールの声にも応えた。

 「まだまだ小さい基金ではあるんですが、もっと世界中に広まれば、きっとたくさんの子どもたちが元気になるので、これからもがんばっていきたいと思います」と時折、涙ぐみながらも今後の活動にも意欲を示した。

 平原は先日、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見て、「ライブエイドでアーティストの人たちが命がけで歌っている姿がカッコいいと思った」とし、将来的には「大きなフェスみたいなのも夢ですね」と話した。

 同基金は未来を生きる子どもたちのために、音楽を通じて社会貢献や様々な支援をしようと、2015年に平原自身が設立。第1回NPO法人「アジアチャイルドケアリーグ」を通じ、小児がんで苦しむ子どもとその親を救うための寄付を募った。その後、毎年テーマを変えてチャリティー活動を行っている。コンサート開催の運営経費を除いた全額が支援金として寄付される。

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2019年3月16日のニュース