引退か継続か…テレ東「バス旅Z」“絶対に負けられない戦い” ルートは“ドS”「あえて難易度高く」

[ 2019年3月16日 08:00 ]

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」に出演する(左から)羽田圭介氏、田中要次、真琴つばさ(C)テレビ東京
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 テレビ東京の人気企画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z(ゼット)」のシリーズ第9弾(後6・30)が16日に放送される。現在2連敗中の俳優・田中要次(55)と芥川賞作家・羽田圭介氏(33)のコンビに、番組プロデューサーの越山進氏が「今回失敗したらコンビ解散&バス旅引退」を通達。“絶対に負けられない戦い”となったシリーズ第9弾の見どころを越山氏に聞いた。

 昨年9月29日放送の第7弾(宮城県・塩釜~青森県・恐山)、今年1月5日放送の第8弾(鳥取県・境港~長崎県・平戸)で、あえなく2連敗を喫した田中・羽田コンビ。越山氏は「今回失敗したら“ガチ”で引退です」と強調し、「さすがに3連敗はまずい。“成功しても失敗してもいいよね”っていうテンションでやっていると、見ている側は楽しくないじゃないですか」と“最後通告”を行った理由を語る。

 瀬戸際に立たされた2人は、引退を回避すべく奮闘。越山氏は「田中さんは途中で“温泉に行きたい”とか言わなかったですし、いつもはどこかのタイミングでスイッチがオフ(テンションが下がる)になる羽田さんが、ずっと田中さんとマドンナ(女性ゲスト)の真琴つばささんを叱咤激励していましたね。やはり、2人とも引退したくなかったんでしょう」とロケの様子を振り返る。

 しかし、そんな2人を待ち受けるのは千葉県・南房総から福島・大内宿を目指すシリーズ史上屈指の難ルート。越山氏によると、旧シリーズで太川陽介&蛭子能収コンビが失敗したルートに似ているという。「卒業が懸かっているからといって、この番組がぬるいルートを設定する訳がないじゃないですか。あえて難易度の高いルートを設定しました。それが“バス旅”ですよね」。

 失敗すれば本当に引退が決まるガチンコ旅。越山氏は「すごく緊張感のある旅になりました。マドンナの真琴さんも2人のために頑張ってくれて、最後まで手に汗握る展開になっています」と予告する。「Zシリーズ」3年目に訪れた大ピンチ。田中&羽田コンビの命運はいかに。

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2019年3月16日のニュース