嘉門タツオ 堺屋太一氏偲ぶ“大阪万博”で縁「一緒に2025年を迎えたかった」

[ 2019年2月10日 18:09 ]

 “大阪万博”という共通項で堺屋氏と縁のあったシンガーソングライター・嘉門タツオ(59)。堺屋氏が70年大阪万博実現のために尽力した話を、本で読み「まさに万博の父。少年時代、万博に21回通い、大きな影響を受けました」と語った。

 10年の上海万博では堺屋氏プロデュースの日本産業館・応援団長に任命され、10数回、ステージ上で熱唱。また昨秋、東京・四谷の愛住美術館で開かれた日本万国博覧会展には子供の頃に収集した大阪万博のバッジの展示を依頼され、開催期間中飾られたそうだ。

 25年大阪万博開催決定後の11月25日の堺屋氏の最後の講演にも参加。「喜びの握手を交わしました。25年万博への展望も伺いました。一緒に2025年を迎えたかった。さぞかし残念に思っておられることと察します。ご冥福をお祈りいたしております」と語った。

 ▼八木早希(フリーアナウンサー、大阪府立住吉高校OGで堺屋氏の後輩) MBS新人アナの頃、大阪府のイベントでお会いした時、“住高の後輩やね”と温かい声をかけて頂きました。柔和な笑顔と優しい大阪弁が印象的でした。万博など大阪の人に夢を与えてくれた誇らしい先輩です。ご冥福をお祈りいたします。

続きを表示

2019年2月10日のニュース