嵐 5人と一問一答 大野「一度立ち止まってみようと」

[ 2019年1月28日 05:30 ]

「嵐」2020年いっぱいで無期限活動休止発表

会見する嵐の(左から)相葉雅紀、松本潤、大野智、櫻井翔、二宮和也(撮影・吉田 剛)
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 【嵐 5人と一問一答】

 ――2021年は芸能活動はしない?

 大野「そうですね。一度立ち止まってみようかなと思ってます」

 ――話し合いはどのように行われた?

 大野「2017年6月中旬に初めて集まってもらった。2018年の2月に事務所の方に報告させていただいて、それから話し合いを重ねて2018年の6月に決断しました」

 ――きっかけは?

 大野「いつ思ったかというより、だいたい3年くらい前からそういう気持ちがどんどん強くなっていった」

 ――大野さんは17年6月にどういう形で切り出した?

 大野「なかなか集まれる機会がない中で、大阪で仕事があった。その前の日に“話したいことがある”と伝えて。仕事終わって、集まったときに、いつもの僕らの会話をしながら正直、なかなか切り出せなかった。4人も何を話してくるのかという空気もありつつ」

 ――大野さんから聞いたときどう思った?

 二宮「衝撃でした。そんなこと考えていなかったので」

 櫻井「誰か1人の思いで嵐の将来を決めるのは難しい一方、他の何人かの思いで1人を縛るのも難しいのかなと」

 ――やめるのを引き留めた?

 松本「一番最初にリーダーの話を聞いたときに、僕は驚きはしませんでしたね。みんなでいろんな話をする中で、2020年で区切りをつけるのがベストなんじゃないかと」

 相葉「どうにか嵐を続けていく方法はないのかとリーダーに相談したりもしました」

 ――反対した人はいなかったのか?

 櫻井「賛成反対でぱきって分かれるのは難しい。引き留めようという人もいれば、その方向で進めようという人もいるから」

 ――相談する中で何に時間がかかったの?

 櫻井「みんなの思いがきちんと同じ方向に着地すること。我々五角形だとしたら真ん中をどこに置くかということに時間をかけた」

 ――誰のこんな言葉が胸に染みた?

 大野「変にもめることもなくぶつかることもなく、意見をまとめる4人の思いが響いた。5人で嵐なんだなって。僕は言葉にはできなかった。ボロボロになっちゃいそうで、涙とともに」

 ――受け入れてくれたメンバーに対して

 大野「1人欠けたら嵐じゃないというのは5人の心の中にあったので、2020年まで大切に走っていこうかなと思いました」

 ――けんかになったり言い合いは?

 松本「ないです」

 相葉「うそでもしとけばよかったな」

 ――4人の21年以降の活動は?

 松本「今までやってきていないことをチャレンジするタイミングになるかもしれない」

 櫻井「2020年の12月31日までの嵐のことしか頭にない」

 ――2020年までの区切りの理由は?

 櫻井「2つありまして、まずはしっかり時間をかけてたくさんの方に感謝を伝えたい。そしてお世話になっている方が数え切れないくらいいるので、その方々に説明をしていく時間です」

 ――大野さんにとって嵐とは?

 大野「宝物以外の何ものでもないというか、20年って人生の半分以上が嵐だったので、延々、輝き続けているものという思い」

 ――ジャニー社長に報告したときは?

 大野「“僕が決められることではないと思うし、皆で決めることだと思う。その中で20年という年月を本当によく頑張ってくれた。ありがとう”という言葉を頂きました」

 ――デビュー記念日の11月3日はコンサートが入っていないが?

 松本「何かできたら良いんですけどね。せっかくなのでよりたくさんの方に見てほしいですし」

 ――昨年のデビュー記念日は?

 櫻井「みんなで人間ドックの話したよね」

 ――困惑するファンへの思いは?

 大野「突然の報告で申し訳ないという気持ちも含め、なかなか理解するのは難しいと思います」

 松本「本当に驚かせることになって申し訳なく思っています。20年まで時間をかけ、明日から前向きに毎日を過ごしたい」

 櫻井「これから2年かけて一緒に走っていく中でファンの皆さんにも一緒に走っていただけたらと思います」

 二宮「混乱をさせてしまって、困惑をさせてしまって、不安にさせてしまって、ごめんなさいと思ってます」

 ――大野さんが英気を養ったら、また世界に嵐を巻き起こす?

 相葉「僕が“世界に嵐を巻き起こす”と言って始まった20年なんですけど、まだ巻き起こせていないと思っている。リーダーがまた同じ方向を向いた時には、そういうことでいいんですよね?」

 大野「巻き起こしちゃいますか」

 ――大野さんはどんな存在?

 松本「家族でも友達でもない、それ以上なんじゃないですかね」

 ――仕事への情熱がなくなった?

 大野「そうではないです。感謝の気持ちしかないので。ちょっと足を止めてもいいかなっていう決断です」

 ――他のメンバーは復活できるか心配は?

 松本「僕らがやりたいんだってリーダーに言うのも覚悟がいる」

 ――休みの期間にすることは?

 大野「この仕事をしていると、先のことが決まっていたり、例えば釣りをしていても“明日は仕事だ”とかいろいろ入ってしまっている自分がいる。そういうところを一度、リセットするためにお休みするということで」

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