落合博満氏、日米野球の報酬“暴露”「我々は7万とか10万、メジャーは…」

[ 2018年11月15日 12:23 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 野球評論家の落合博満氏(64)が14日放送のMBS「戦え!スポーツ内閣」(水曜後11・56)にゲスト出演。かつて出場した日米野球での報酬を“暴露”した。

 番組では「落合総理大いに語る!プロ野球2018〜そして未来へのYELL〜」と題し、トークを展開。90年の日米野球第5戦で、サイヤング賞5回の左腕、ランディ・ジョンソンから左越え本塁打した自らの映像を見た落合氏は「ただ来た球打っただけですよ」と素っ気なく「だって俺野球やってないんだよ、この時期。日本シリーズ出た人間だけは直前まで野球やっているからまだいいんですけども。メジャーから来る連中はもっとひどい。何もやってないんだから。観光旅行で来ているだけ」と話した。

 その上で「生々しい話するとね、我々の1試合の出場料が7万とか10万円ですよ。メジャーから来る選手は奥さん、子ども、両親、一族全員連れて来てもいいと。彼らがもらっていくお金が一番下のメンバーで5、600万円。上は2000万。そういう時代」と報酬を明かしてみせた。

 日米野球では必ずメジャーの選手からバットをもらっていたと言い「もらうんだけど、とてもじゃないけど振れたもんじゃなかった。1200(グラム)くらい。重たい。使ってる素材がヒッコリーっていう芯の幅がこのくらいしかない。狭いんだよ。扱えるかなと思ったけど、扱えなかった。無理でした。絶対この世界(メジャー)に行ったって無理だと思ったもん」とメジャー行きを考えなかった理由を告白する場面もあった。

 また、今季ア・リーグの最優秀新人(新人王)に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手(24)についても言及。「ゲーム数からしたら、まさか(ホームランを)22本も打つとは思わなかった。あれでもうちょっとバッティングを覚えてくれれば、40本くらい打つんじゃない。あの打ち方で20本いくんだから。良くなればその倍はすぐいくでしょう」と断言。MCの武井壮(45)から説明を求められると「言いません、それは。(説明してたら)帰れなくなっちゃう。絶対みなさんが理解できない言い方をすれば、時間の使い方が下手」と“オレ流”に解説した。

続きを表示

2018年11月15日のニュース