柄本佑 主演映画は「宝物のような作品」 角替さん死去後親族初の公の場

[ 2018年11月2日 05:52 ]

主演映画トークショーに出席した柄本佑
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 原発不明がんのため、10月27日に亡くなった女優角替和枝さん(享年64)の長男で俳優、柄本佑(31)が1日、第31回東京国際映画祭で上映された主演映画「きみの鳥はうたえる」のトークイベントに出席した。角替さんの死が明らかになってから親族として初めて公の場に姿を見せた。

 作家佐藤泰志氏の同名小説を映画化した青春群像劇で、柄本は同居している友人らと永遠の夏を夢見る主人公の「僕」役。舞台上では「この映画との付き合いは3年くらいになる。僕の中で宝物のような作品で、初めて東京国際映画祭に呼ばれたことがうれしい」といつもと変わらない笑顔で話した。

 角替さんの遺体が安置されていた都内の自宅ではこの日夕、棺が運び出された。葬儀を行う斎場に向かったとみられる。

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