日テレ・市來玲奈アナ アイドル時代と変わらぬ表現する楽しさ 夜中に“秘密練習”も

[ 2018年10月29日 11:30 ]

社交ダンスのポーズを披露する市來玲奈アナ(撮影・会津 智海)
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 【この秋出荷!採れたて新人女子アナ(1)】芸能界の新たな潮流に焦点を当てた連載「NEXT」では在京キー局の新人女子アナを紹介します。4月に入社後、研修を経て今秋にレギュラー番組デビューしたばかり。初々しさと未来への希望に輝く9人の横顔をお伝えします。初回は人気アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーという異色の経歴を持つ日本テレビ、市來玲奈アナウンサー(22)です。

 市來アナは最も注目を浴びた新人女子アナの一人。局の看板番組「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)の「3代目秘書」に抜てきされ、東野幸治(51)、宮迫博之(48)、後藤輝基(44)の司会陣のアシスタント役を務めるほか、特番では明石家さんま(63)とタッグも組んだ。ベテラン芸人に囲まれ「今はまだカンペを読んで、進行するので精いっぱいです」と謙虚に語るが、明るく愛きょうある切り返しと、1年目ながら堂々としたたたずまいがテレビ関係者に評価されるホープだ。

 アイドル時代は「他のメンバーなど大勢で一つのものをつくるので安心感がありました」とメンバー同士で助け合いながら活動してきた。一方でアナウンサーの仕事は自分次第。「自分の失敗は自分となるので良い意味でシビア。違う厳しさがあります」と環境の変化を実感している。

 それでも人前で何かを表現する楽しさは変わらない。「表現するのがとにかく大好き。夜中に音楽を流して一人で踊ったりしているんです」という“秘密練習”もある。世界大会に出場したこともあるほどの腕前の社交ダンスも表現の一つ。「自分なりの個性を少しでも表現できれば」が当面の目標。「いろいろなものを吸収して、自分の引き出しを増やしたい」と未来を見つめている。

 ◆市來 玲奈(いちき・れな)1996年(平8)1月22日生まれ、千葉県出身の22歳。11年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。以降14年まで活動を続ける。18年に早大を卒業し、日本テレビに入社。同年8月にダイビングのライセンスを取得。10月から「news zero」の月〜水曜でカルチャー&お天気も担当。趣味は歌舞伎鑑賞。1メートル53、血液型A。

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