太田光 名誉毀損訴え第1回口頭弁論 新潮社は請求棄却求める

[ 2018年10月9日 15:28 ]

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(53)が、日本大芸術学部に裏口入学したとの虚偽の記事を週刊新潮に掲載され名誉を毀損されたとして、発行元の新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、東京地裁(沖中康人裁判長)であり、新潮社は請求棄却を求めた。

 週刊新潮は8月16・23日夏季特大号で「爆笑問題『太田光』を日大に裏口入学させた父の溺愛」と題した記事を掲載した。

 訴状では「記事の内容は全くの事実無根で、タレント活動に支障をきたす」と主張し、1千万円の慰謝料を請求。さらに、中づり広告に爆笑問題の写真を掲載したことは、名前や写真から生じた利益を独占できる「パブリシティー権」の侵害に当たり、2千万円の損害が生じたと主張している。

 太田の代理人の松隈貴史弁護士は閉廷後の取材に「大学も裏口入学の事実は把握していないと言っている。太田さんからは徹底的に闘ってほしいと言われた」と話した。

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2018年10月9日のニュース