内山理名 希林さんから贈られた言葉「いいかげんにやりなさい」

[ 2018年10月3日 17:20 ]

女優の内山理名
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 女優の内山理名(36)が3日、NHK「ごごナマ」(月〜金曜後1時)に出演し、先月15日に死去した女優・樹木希林さん(享年75)とのエピソードについて語った。

 番組では「内山理名を支えた人・言葉・モノ」のテーマでトークを展開。その中で“女優としての歩みの中で大切なことを教えてくれた人”として樹木さんの名前が挙げられた。内山と樹木さんは2015年公開の映画「駆込み女と駆け出し男」で共演しているが、実はこの時に樹木さんから“ある言葉”を贈られたという。

 内山は「樹木さんは共演シーンを撮っている間、一言も発してくれず、何度も何度もやったが目も開けてくれなかった。それは(内山の演技を)芝居として受けれないという意味だった」と当時の状況を説明。それでもなんとかOKが出た後、樹木さんから「芝居なんてねぇ、いいかげんにやりなさい」とアドバイスをもらったという。

 「それは手を抜くという意味ではなく、もっと肩の力を抜いていいし、日常的なシーンだったから”ちょうど良い加減”でやりなさいという意味を伝えたかったんだと思う」と推測。また「この言葉のことは色んなインタビューでも言っているし、芝居をする時も頭に残っている」と、内山にとって大切な言葉だと打ち明けた。そして、内山にとって樹木さんはどういう存在だったか聞かれると「撮影の間でもスタッフが気を遣っているけど、気を遣わせない空気を出す人。女性としても素敵な方だった」としみじみ語っていた。

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2018年10月3日のニュース