東国原英夫 体操協会の対応批判…暴力指導の連鎖「なぜ告発しなかったのか」

[ 2018年9月7日 14:58 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(60)が7日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)の生放送に出演。体操女子の宮川紗江(18)への速見佑斗元コーチ(34)の暴力行為に関して、日本体操協会のこれまでの対応を批判した。

 番組では、宮川が以前所属していたクラブの関係者から提供されたという、3年前の速見元コーチが宮川の頬をビンタする映像を放送。さらに、同局の「グッディ」による速見元コーチのインタビューを放送し、この映像を見た速見元コーチが「記憶にはある」と暴力を認め、宮川の母親も暴力について「当初は昔の時代の感覚で、あんたが悪いんでしょ。悪いというか、あなたに原因があったんでしょという感じだった」などと話している様子を流した。

 速見元コーチが5日の会見で、宮川への暴力指導は自身も受けていた子供時代の暴力指導が「根底にあった」と発言していることに触れ、東国原は「このコーチもカウンセリングが必要ですね」とコメント。さらに、「宮川さんも保護者の方も暴力を容認していた。これはもう、第三者が是正するしかない」としたうえで、「このビデオを録った関係者はなぜ告発をしないのか。13年から18年まで暴力行為が続いていたという協会の調査がありましたが、その間に保護者、関係者等などが告発しなかったのか。協会は調査しなかったのか。告発があったけれども、注意程度に終わらせたのか。協会のガバナンスは、非常に責任は重い。塚原(光男)さんはその副会長ですから」と断罪した。

 これには、司会の坂上忍(51)も「そこに関しては僕も罪は思いを思う。どう考えても常態化していたわけですから」と同意した。

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2018年9月7日のニュース