柄本佑 主演映画舞台あいさつで「感慨深い」繰り返す 撮影では「俺壊れてたもんな」

[ 2018年9月1日 17:20 ]

<映画「きみの鳥はうたえる」初日舞台あいさつ>(左から)柴田貴哉、山本亜衣、染谷将太、柄本佑、石橋静河、足立智充、三宅唱監督
Photo By スポニチ

 俳優の柄本佑(31)が1日、都内で主演映画「きみの鳥はうたえる」(監督三宅唱)の初日舞台あいさつに出席した。

 同作は1990年に41歳で自死した佐藤泰志氏の最初の芥川賞候補作が原作。書店で働く「僕」(柄本)と失業中の「静雄」(染谷将太・25)が同居している。そこに「僕」の書店の同僚である「佐知子」(石橋静河・24)が加わり、3人が過ごすひと夏を切り取った。

 柄本は「今日は感慨深い。感慨深そうじゃないけど、感慨深いんです。(見た目)感慨深そうにしてると泣いちゃうから」と明かし、「皆さんところに行く記念すべき日なので、ちょっと寂しさもありますが、よろしくお願いします」と観客に呼びかけた。

 函館でロケをした撮影時のエピソードを聞かれると「真剣に遊んで、真剣に楽しんでこの作品が出来上がりました。とてもいい空気で終わりたくない豊かな現場でした」と振り返った。共演者も皆口々に撮影が楽しかったと告白。染谷が「佑さんが笑わせてくれた」と暴露すると、柄本は「俺壊れてたもんな。躁状態だったと思う」と話し、笑いを誘っていた。

 イベントにはほかに足立智充、山本亜衣、柴田貴哉、三宅監督も出席した。

続きを表示

2018年9月1日のニュース