アレサ・フランクリンさんの葬儀で牧師が暴走?人気歌手アリアナ・グランデの胸にタッチ!

[ 2018年9月1日 17:57 ]

アリアナ・グランデの腰に右手を回すエリス3世牧師(AP)
Photo By AP

 すい臓がんで死去した“ソウルの女王”アレサ・フランクリンさん(享年76)の葬儀が31日にデトロイト市内の教会で営まれたが、8時間に及ぶセレモニーで司会進行役を務めたチャールズ・H・エリス3世牧師に全米各地から非難と批判が殺到した。

 問題視されたのは人気歌手のアリアナ・グランデ(25)がフランクリンさんの名曲「ナチュラル・ウーマン」をステージで歌ったあとの行為と発言。エリス3世牧師はステージ中央で右手をグランデさんの背中から腰に回したのだが、たちまち「なれなれしい」「指が胸に触れている」「やりすぎだ」「セクハラだ」といった声がネット内で沸き起こり、ツイッターには「#RespectAriana(アリアナに敬意を)」というハッシュタグが設けられてしまった。

 さらに同牧師はイタリア系のグランデの名前について触れ、ジョークのつもりで「タコベル(メキシコ料理のファストフード店)の新しいメニューかと思った」と発言。これがヒスパニック系の人たちから怒りを買う結果となった。

 AP通信の取材に答えたエリス3世牧師は「長時間のセレモニーだったのでジョークでの息抜きが必要だった。男女すべての出演者と握手してハグしたがやりすぎた。アリアナさんとそのファン、さらにヒスパニックのコミュニティーに対して心から謝罪したい」と低姿勢。なおグランデさん側は同通信のメールによる取材に対して現段階では何も反応していない。

続きを表示

2018年9月1日のニュース