「半分、青い。」撮了 異例の非公開 永野芽郁は涙と感謝「永遠に自慢の作品」「またヒロインをやりたい」

[ 2018年8月18日 13:05 ]

ヒロインを務める連続テレビ小説「半分、青い。」の撮影を終え、花束を受け取る永野芽郁(C)NHK
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 NHKは18日、女優の永野芽郁(18)がヒロインを務める連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)の撮影が17日に終了したと発表した。朝ドラのクランクアップはメディアに公開され、取材が行われるのが通例だが、近年、異例の非公開。昨年11月から撮影に入り、約10カ月の長丁場を完走した永野は同局を通じて「私にとって永遠に自慢できる作品になったことは間違いないです!」とコメント。同局関係者によると、永野は最後の撮影を終え、涙を流したという。

 ドラマは昨年10月23日に岐阜県内でクランクイン。永野は「長いようで短いような10カ月でした。こんなに長期間の撮影は初めてだったので、先が見えずに不安になってヒロインとしては頼りない時もあったと思いますが、共演者の皆さんやスタッフの皆さん、本当にたくさんの人に支えられて、乗り切ることができました」とクランクアップの心境を明かし、周囲に感謝。

 「『半分、青い。』は私にとって永遠に自慢できる作品になったことは間違いないです!だから、朝ドラでまたヒロインをやりたいな、また戻ってきたいなって思っています」と笑いを誘い、手応えを示した。

 「鈴愛の七転び八起きの人生をテレビの前で応援してくださっている皆さん、まだまだ驚きの展開が待っています!ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見守ってください。きっと素敵なラストになっていると思います」と呼び掛けた。

 朝ドラのクランクアップは報道陣に公開され、会見が行われるのが通例だが、今回は異例の非公開。理由について同局は、視聴者に物語に没頭してもらうためのネタバレ防止、撮影が夜遅くに及んだためと説明した。大河ドラマは2016年「真田丸」のクランクアップが最終回の結末に触れるため、異例の非公開となった。

 朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生み“ラブストーリーの神様”と呼ばれるヒットメーカー・北川悦吏子氏(56)のオリジナル脚本。岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜ける姿を描く。

 序盤はやや苦戦した視聴率も、第7週(5月14〜19日)から直近の第19週(8月6〜11日)まで週平均(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)で13週連続大台超えと好調をキープしている。

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